では、今週のSCG1位のHIVEMINDについての解説。
Hive Mind
Bryan Eleyet
1st Place at StarCityGames.com Legacy Openon 4/21/2013
Creatures (3)
3 Emrakul, the Aeons Torn
Lands (19)
4 Island
4 Ancient Tomb
2 City of Traitors
2 Flooded Strand
2 Misty Rainforest
1 Polluted Delta
2 Scalding Tarn
2 Volcanic Island
Spells (38)
3 Grim Monolith
4 Hive Mind
4 Brainstorm
4 Force of Will
3 Intuition
4 Pact of Negation
4 Pact of the Titan
1 Summoner’s Pact
3 Gitaxian Probe
4 Ponder
4 Show and Tell
Sideboard
4 Leyline of Sanctity
4 Leyline of the Void
2 Flusterstorm
2 Spell Pierce
3 Firespout
☆メイン
集団意識以外の勝ち筋としてエムラクールが三枚採用されており、8枚のドローソースの他にギタクシア派の調査が採用されている形です。今現在のHIVEMINDのレシピとしては最も一般的な形だと思います。実は自分もGP横浜の際は、これとほぼ同一のレシピを使用していました(結果は散々でしたが…)。
このレシピの良い点は、ギタクシア派の調査で相手のハンドを確認した後に、実物提示教育+エムラクールのプランか集団意識+契約のプランのどちらかを選べる点です。また、コンボの開始前の安全確認としても重宝します。しかし、一方で、ギタクシア派の調査は、情報以外のメリットが単なるキャントリップにしかならない点で、8枚のドローソースの他に採用される可能性のある、定業、師範の占い独楽等に比べるとコンボパーツを集めるという点においては大きく見劣りします。
また、実物提示教育+エムラクールのプランか集団意識+契約のプランの2つのプランが存在するということは、ブン廻りか期待できる反面、ドローの如何によってはいつまでもコンボが成立せずに負けてしまうパターンもあります。また、エムラクールプランの際は、スニークショーとは異なり、速攻付加がない為、必ず相手に1ターンの猶予を与えてしまうことになります。
☆サイドボード
神聖なる力線:
対ハンデス、ストーム、バーンとても広く活躍します。また、衰微も効かない為、BGx系のデッキはこれを除去するのにとても苦労します。これが一枚出てるだけで、多くのスペルを相手のハンドで腐らせられる一方で、欠点としては、後続でつもると完全に無駄牌になってしまう点です。また、メインのレシピをみれば分かるとおり、白マナが一切ありません。一度バウンス、もしくは初手に力線がない限り、まったく機能しないのでデメリットもかなり大きいと言えます。また、上記の理由より4枚のスペースを割かなければなりません。
虚空の力線:
ドレッジ、TinFins、リアニメイト、the spy等に活躍します。後手でも場に最初から出しておけるので、他の墓地対策より迅速さは優秀だと思われます。特に最近台頭してきたTinFinsは、墓地に落ちたグリセルブランドをインスタントタイミングで釣り上げるコンボデッキの為、従来の墓地対策であればスタックしてコンボが成立してしまうため、その辺を意識しての採用なのでしょうか？
狼狽の嵐:
対青、黒用のカウンターです。序盤のハンデスや、コンボ始動時のカウンターとして使用します。特にカウンター合戦になった際は非常に心強いカードです。また、集団意識が出ている状態でも、相手のもみ消し等を打ち消すことができる数少ないスペルの一つです。欠点としては、ソーサリー、インスタントに限定される為、似たスペルである呪文貫きで打ち消すことができるプレインズウォーカー、エンチャント、アーティファクトを打ち消せない点です。
呪文貫き:
上記の狼狽の嵐と似ていますがこちらは、プレインズウォーカー、エンチャント、アーティファクトも打ち消せます。ただし、どんな状態でも2マナしか要求しないので、カウンター合戦になった際にほぼ打ち消されないカウンターとして機能する狼狽の嵐とは若干見劣りします。
炎渦竜巻:
実は今回のよくわからない点。同じく全体火力の紅蓮地獄でよいのではないかと思いました。ただ、メリットとしてはスネアに引っかからない。エルフ、マーフォークのロードを場に二体までなら許せる。スレショしたマングースを焼く事ができる。と、そんなところでしょうか。また、土地で緑マナが採用されていないので飛行クリーチャーは焼けません。
続く多分つぎさいご
Hive Mind
Bryan Eleyet
1st Place at StarCityGames.com Legacy Openon 4/21/2013
Creatures (3)
3 Emrakul, the Aeons Torn
Lands (19)
4 Island
4 Ancient Tomb
2 City of Traitors
2 Flooded Strand
2 Misty Rainforest
1 Polluted Delta
2 Scalding Tarn
2 Volcanic Island
Spells (38)
3 Grim Monolith
4 Hive Mind
4 Brainstorm
4 Force of Will
3 Intuition
4 Pact of Negation
4 Pact of the Titan
1 Summoner’s Pact
3 Gitaxian Probe
4 Ponder
4 Show and Tell
Sideboard
4 Leyline of Sanctity
4 Leyline of the Void
2 Flusterstorm
2 Spell Pierce
3 Firespout
☆メイン
集団意識以外の勝ち筋としてエムラクールが三枚採用されており、8枚のドローソースの他にギタクシア派の調査が採用されている形です。今現在のHIVEMINDのレシピとしては最も一般的な形だと思います。実は自分もGP横浜の際は、これとほぼ同一のレシピを使用していました(結果は散々でしたが…)。
このレシピの良い点は、ギタクシア派の調査で相手のハンドを確認した後に、実物提示教育+エムラクールのプランか集団意識+契約のプランのどちらかを選べる点です。また、コンボの開始前の安全確認としても重宝します。しかし、一方で、ギタクシア派の調査は、情報以外のメリットが単なるキャントリップにしかならない点で、8枚のドローソースの他に採用される可能性のある、定業、師範の占い独楽等に比べるとコンボパーツを集めるという点においては大きく見劣りします。
また、実物提示教育+エムラクールのプランか集団意識+契約のプランの2つのプランが存在するということは、ブン廻りか期待できる反面、ドローの如何によってはいつまでもコンボが成立せずに負けてしまうパターンもあります。また、エムラクールプランの際は、スニークショーとは異なり、速攻付加がない為、必ず相手に1ターンの猶予を与えてしまうことになります。
☆サイドボード
神聖なる力線:
対ハンデス、ストーム、バーンとても広く活躍します。また、衰微も効かない為、BGx系のデッキはこれを除去するのにとても苦労します。これが一枚出てるだけで、多くのスペルを相手のハンドで腐らせられる一方で、欠点としては、後続でつもると完全に無駄牌になってしまう点です。また、メインのレシピをみれば分かるとおり、白マナが一切ありません。一度バウンス、もしくは初手に力線がない限り、まったく機能しないのでデメリットもかなり大きいと言えます。また、上記の理由より4枚のスペースを割かなければなりません。
虚空の力線:
ドレッジ、TinFins、リアニメイト、the spy等に活躍します。後手でも場に最初から出しておけるので、他の墓地対策より迅速さは優秀だと思われます。特に最近台頭してきたTinFinsは、墓地に落ちたグリセルブランドをインスタントタイミングで釣り上げるコンボデッキの為、従来の墓地対策であればスタックしてコンボが成立してしまうため、その辺を意識しての採用なのでしょうか？
狼狽の嵐:
対青、黒用のカウンターです。序盤のハンデスや、コンボ始動時のカウンターとして使用します。特にカウンター合戦になった際は非常に心強いカードです。また、集団意識が出ている状態でも、相手のもみ消し等を打ち消すことができる数少ないスペルの一つです。欠点としては、ソーサリー、インスタントに限定される為、似たスペルである呪文貫きで打ち消すことができるプレインズウォーカー、エンチャント、アーティファクトを打ち消せない点です。
呪文貫き:
上記の狼狽の嵐と似ていますがこちらは、プレインズウォーカー、エンチャント、アーティファクトも打ち消せます。ただし、どんな状態でも2マナしか要求しないので、カウンター合戦になった際にほぼ打ち消されないカウンターとして機能する狼狽の嵐とは若干見劣りします。
炎渦竜巻:
実は今回のよくわからない点。同じく全体火力の紅蓮地獄でよいのではないかと思いました。ただ、メリットとしてはスネアに引っかからない。エルフ、マーフォークのロードを場に二体までなら許せる。スレショしたマングースを焼く事ができる。と、そんなところでしょうか。また、土地で緑マナが採用されていないので飛行クリーチャーは焼けません。
続く多分つぎさいご
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